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2010/06 |  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 2010/08

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最近シンスプリントについての論文を書きました。公には没にしましたが、その前に脳波測定器を使ってデータを集めていたものをブログにて発表したいと思います。

【はじめに】昨今、脳に関する書籍やゲームなどが出回り一般の方々にも関心が寄せられているが、医学的にもストレスと病気の関係など研究がさかんになってきている。私自身学生時代大会などでメンタルの弱さから結果を残せなかったことも多く、メンタルトレーニングや脳波というものに関心を持って、簡易脳波測定器を導入し、スポーツ選手や一般の人の脳波を測定した。競技能力の高い人はほとんど脳波(α波が多く出ている)が良い状態になっている傾向から、脳波が安定していない人やβ波やθ波優位の人に脳波調整のアプローチをすることで脳波を修正し、能力アップや治癒力の促進につなげないかと考え様々な文献参照、ホームページ閲覧などをすると、脳、脳波についてまだまだ分らないことだらけで、断定できないことが多いことを前提に私なりに検証した、その結果を報告する。

測定にはヒューテックエレクトロニクス株式会社製の測定器とソフトを使用した。

図1 【測定器】FM515A
図1
 


【脳波について】
一般的に言われている成人の脳波の状態を表にする
表1
脳波の種類 周波数(振動数) 分類 特徴
δ波 0.5~3Hz 徐波 深い睡眠時(REMではない)に現れる
θ波 4~7Hz 浅い睡眠時に現れる
α波 8~13Hz 没頭、瞑想時など覚醒状態ではあるが意識があまりない状態
β波 14~29Hz 速波 覚醒時、心配事、イライラなどの状態
γ波 30Hz以上 怒ってる状態
紡錘波 12~14Hz θ波と混在、薬物睡眠でも出現する。中心・頭頂部優位に現れる


今回測定に使った測定器FM515A及び解析ソフト パルラックスⅡではα波をさらに3つに分け
表2
脳波の種類 周波数(振動数) 特徴
α1波 7~8Hz リラックス集中
α2波 9~11Hz 意識集中
α3波 12~13Hz 緊張集中
としています。

【競技能力と脳波の関係】
脳波と身体の状況の把握するため参考データとして 
2010年1月から2010年7月まで延べ420件収集。
内22人がプロスポーツ選手及び近畿大会以上の競技レベルのアスリートで収集結果を比較すると(全て閉眼安静時3分間測定)
集計1
集計1



集計2
集計2


特にスポーツでの集中に必要とされるα2が多く出ている傾向がハッキリとわかり、一般の人よりも精神的にもリラックスが上手いことがうかがえる。


具体例として元陸上競技日本代表選手で現在も全日本マスターズなどで競技をしている選手の参考データを表示する。






参考データ1 37歳男性 元陸上日本代表選手
参考データ1 37歳男性 元陸上日本代表選手



参考データ2 37歳男性 元陸上日本代表選手
参考データ2 37歳男性 元陸上日本代表選手



ほとんどα2の脳波が出ている。

サンメディカル情報誌 アシスタント71号、 微弱電流治療器「アキュスコープ」概論などを参考に、一般的な競技レベルの方の前頭葉に8Hz~10Hz 25μAの微弱電流を10分間通電することで脳波の修正を試みてみた。
(微弱電流の通電にはエレクトロアキュスコープを使用)






参考データ3 39歳 男性 元陸上選手
参考データ3 39歳 男性 元陸上選手


白のグラフが元の状態で10分間の通電後明らかにβ波が減りα2波が増えていることが分る。

参考データ3の結果をもとに、脳波状態に問題がありほとんどα波の出ない人を対象に同様に脳波の修正を試みてみる事にした。

被験者は以下の通りである
被験者Aウツ傾向 高校生 男子 (図A1、A2)
被験者Bストレス過敏、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦 (図B1、B2)
図A1 被験者Aウツ傾向 高校生 男子
図A2 被験者Aウツ傾向 高校生 男子

 

図A2 被験者Aウツ傾向 高校生 男子
図A1 被験者Aウツ傾向 高校生 男子



図B1 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦
図B1 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦



図B2 ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦
図B2 ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦



被験者Aには合計40回 被験者Bには合計24回の測定を行った。

その経過を報告する。
被験者A,B共に微弱電流を前頭葉に通電するもほとんど変化は見られず、同調現象を誘発させるべく周波数を変化させたり、通電時間を延長したりしても有意な変化は見られなかった。加えて自律神経の安定に良いとされるパワープラント運動療法、自律訓練法、丹田呼吸法、マッサージ、指圧、ESR、EFTなどあらゆる方法を試してみたが、私の指導、施術レベルでは残念ながら際立った変化を出すことができなかった。
 当初α波の微弱電流を通電すれば脳波調整されるだろうと安易な考えで始めた脳波の測定実験が思わぬ暗礁にのし上がり思考錯誤していた時に精神病棟の患者が全て改善されたと報告をしているハワイの伝統療法ホ・オポノポノを思い出し、実行してみることにした。
 以下にホ・オポノポノ実行前と実行後のデータを示す。

【ホ・オポノポノとは】Wikipedia:ウィキペディアより抜粋
ホ・オポノポノは"全責任を負う"ことを原理とする、ハワイに伝わる癒しの方法である。1980年代にモナ・シメオナ(Morrnah Nalamaku Simeona, 1913年-1992年。1983年には本願寺ホノルル別院とハワイ州議会によって、ハワイの「人間州宝」に認定された人物) は、個人で行うための新しいホ・オポノポノを創始し、これをセルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ (Self I-dentity through Ho’oponopono, SITH, ホ・オポノポノによる自己同一性)と名付けた。この実践法は、自らが全責任を負う思想に則っており、モナは"ある人が人生の一切について責任を取るとは、彼が見、聞き、味わい、触れるすべてのことの責任を取ることである。そしてあらゆる経験は、彼の人生に存在するが故に、その人の責任が伴う"と教えた。また"全責任とは、万物が人間の内面からの投影として存在し、問題は外部世界の現実にあるのではなく、我々自身と共にあり、現実を変えるためには、我々はまず自らを変えねばならない"と説いた。モナによるホ・オポノポノは、14段階のプロセスを踏むことで精神をカルマの呪縛から解放することを目指す。なお、このプロセスに特定の言葉を唱えることは含まれていない。
モナの没後、ホ・オポノポノは主に彼女の弟子であるイハレアカラ・ヒューレン(Ihaleakala Hew Len)によって継承され、世界各地で教えられている。 ヒューレンによるホ・オポノポノは自らの記憶に向けて、「どの記憶が問題を引き起こしているのだろうか」と問いかけた後、「ごめんなさい」「許して下さい」「ありがとう」「愛しています」の言葉を繰り返すことで実践される。
なおヒューレンによれば、この繰り返しは4つの言葉のうち1つの言葉を繰り返して言っても良いが、4つの言葉を1セットとして1セットずつ繰り返すほうがより効果が大きいという














図A3 被験者Aウツ傾向 高校生 男子 ホ・オポノポノ後
図A3 被験者Aウツ傾向 高校生 男子 ホ・オポノポノ後


図A4 被験者Aウツ傾向 高校生 男子 ホ・オポノポノ後
図A4 被験者Aウツ傾向 高校生 男子 ホ・オポノポノ後



図B3 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦 ホ・オポノポノ後
図B3 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦 ホ・オポノポノ後


図B4 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦 ホ・オポノポノ後
図B4 被験者B ストレス過多、既往症-帯状疱疹、乳癌など 主婦 ホ・オポノポノ後

集計3 ホ・オポノポノ実施前後
集計3 ホ・オポノポノ実施前後

集計4 ホ・オポノポノ実施前後
集計4 ホ・オポノポノ実施前後

【考察】
潜在意識レベルまで根強く浸透していると思われるストレス脳波に対する決定的な修正方法が見つからない中、ホ・オポノポノの効果はある程度の効果があったと見られ、被験者Aに対しては眠気まどろみ傾向のθ波優勢であった状況から、わずかながらβ波優勢になり(α波の顕著な増加は見られなかった)、被験者Bに対しては緊張傾向でかなりβ波優勢だった状況から、リラックス傾向のα1波が出てくるようになった。






【まとめ】
表面的な日々のストレスの軽減は、その人にとって最適なリラックス法を提案すると脳波レベルで簡単に修正できるが、潜在意識レベルで固定化されたストレス(脳波状況)を修正するのは大変難しい。      反面、柔道整復師としても簡単に行える、ホ・オポノポノに見られる4つの言葉 「ごめんなさい」「ゆるしてください」「ありがとう」「愛してます」を自分の潜在意識に唱えることは患者の潜在意識レベルでの何らかの作用を起こしているようで、患者に対しての根本的施術方法として有効ではないかと思われる。


【参考文献】
微弱電流治療器「アキュスコープ」概論 株式会社サンメディカル
アシスタント71号 株式会社サンメディカル
目からウロコの脳科学 PHP研究所
一流プロは知っている!超疲労回復法!―驚異のパワープラント運動法 リヨン社
脳からストレスを消す技術 サンマーク出版
脳波振動 講談社
「気」を自在に使いこなす 総合法令出版
タッチforヘルス健康法 タッチフォーヘルスジャパン出版部
アプライド・キネシオロジー入門 医道の日本社
ホリスティックコンディショニング スキージャーナル株式会社
脳波の旅への誘い 星和書店
ユーザーイリュージョン 紀伊國屋書店
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 徳間書店
たった4つの言葉で幸せになれる!心が楽になるホ・オポノポノの教え イーストプレス
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