女性ランナーと外反母趾

Qちゃん
10 /28 2008
さて、今回は外反母趾についてのお話です。


外反母趾といえば、北京オリンピックで土佐礼子選手がその痛みのため、途中棄権したことは真新しい記憶ですね。


過去には外反母趾の原因はハイヒールや窮屈な足に合わない靴のせいだ、と言われていた時代があったのですが、最近では足指の筋力の機能低下から来る深横中足靭帯のゆるみが原因であると多くの先生が言われています。

実際私の整体の師の一人である高倉英治氏も、農村で大きめの長靴を履いているおばさんがなぜ外反母趾になるのだろう?

という疑問から、窮屈な靴が原因ではなく、逆に大きくぶかぶかな靴(長靴やスリッパなど)を履くことにより、足指を背屈させて、靴が脱げないようにする、つっかけ癖が足指の機能低下をおこし、靭帯がゆるみ、外反母趾の原因になっていると話していました。

つっかけ足指




膝や腰に痛みや違和感を持っている人は、必ずと言って良いほど、足裏の横中足靭帯の緩み(横アーチの消失)や、足根骨部の靭帯の緩み(縦アーチの消失や慢性捻挫状態)があります。

そうなりますと、重心も不安定になり、不必要な緊張を強いられ身体が硬くなります。

また、全身のどの筋肉も100%筋力を発揮できなくなり、負担が増大します。

≪その筋力ですが、足指で軽く床を踏みしめるよう意識すると、それらの筋力がアップします≫

古来、日本人は、鼻緒付きの履物であった草履(ぞうり)、下駄(げた)などを履いて生活していました。これらの履物は、玄関先で、脱いだり、履いたりする日本特有の生活様式に、もっとも適応した履物であり、尚且つ、鼻緒付きの履物は、無意識のうちに足指をしっかり使う事の出来る履物だったのです。

 一方、靴という履物は、踵部と足の甲の部分で、しっかりフイットさせて履くべきものですが・・玄関先でいちいち、脱いだり履いたりする日本特有の生活様式では、どうしても、好い加減に履いてしまう人がほとんどです。

 すなわち、スリッパ類や、フイットさせないで履く靴では、固定部が無くなりますので、足指を上げて“ツッカケル”クセを付けてしまいます。

 足指をしっかり使わなくなりますと、足指の付け根の関節の機能低下を起こすと共に、アーチを形成している靭帯部に無理が掛かり、緩ませるという状態に陥ります。

こうなりますと、先ほどのように、足指を意識しないと全身の筋力を100%発揮できない状態になり、無理が全身に及びます。

(高倉氏 靭帯靴下 説明文より抜粋)



そんなわけで、ランナーといえば、足を日常鍛えているから、外反母趾とは無縁と思えば、実はそうではなく、驚くほど多いのです。

さらにひどい場合は疲労骨折になっていることもあります。

しかも土佐選手を例に上げたように、日本のトップレベルの選手に・・・


私なりに解釈すると、へろへろになるぐらい一生懸命練習して、足指の筋力が疲労で力を出せなくなってもなお、走っていると、もう筋の力で足のアーチを維持できなくなり、中足骨などを支持している靭帯に頼ることになり、その靭帯がだんだんと伸び、ゆるんできてしまい、外反母趾になってしまう。


腕相撲なんかで例えると、相手があまり強くない人だと前腕の屈筋群で手首を屈曲させて、屈曲良いポジションを維持できますが、
相手が強いと場合によっては手首を返されて手首の靭帯を傷めてしまう場合がありますよね。
背屈

一度外反母趾になってしまうと、元に戻すのは大変です。

もし長く現役ランナーを続けようと思うなら、走る練習をするのと同じぐらい、足指を鍛えましょう。


その方法は・・・

毎日タオルをつまむこと(タオルギャザー)

スリッパや流行のクロックスを止めて、鼻緒のついた草履など履くことです。


追伸:今回の話題と直接関係ありませんが、Qちゃんこと高橋尚子選手が現役引退することになりました。Qちゃんのお陰で、ブログでもいっぱい楽しませていただきました。

http://plaza.rakuten.co.jp/truck/diary/200511200000/

ありがとうございました。
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コメント

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ありがとうございます

お気遣いありがとうございます。

年末の駅伝大会終わるまでは、忘年会もほどほどにして、仕事休まないよう、私も体調整えて行きたいと思ってます。

西嶋 盛彦

若い頃、達人を目指していましたが、今は億万長者へ

莫大な富を築いた後に冨の再分配を行い、世界から貧困問題を解決すべく活動しています。